あ、アタクシがビンボーすぎなのざ~ますか・・・?
学校の父兄の集まりに18万もするヴィ○ンじゃないといけないの?
いや、まぁ、彼女の息子くんの学校は全国的に有名な某私立進学高校。
ひょっとしたら私のような小市民の知らないセレブな世界が広がってるのかもしれない。
それに、彼女は会社でもバリバリのトップセールスウーマンなので、ま、いいよね、自分で稼いだお金をどう使おうと。
あんな、ぱっと見、あんまし可愛くないバッグでとてもヴィ○ンとか言われてもそのへんで売ってるのと変わんないようなバッグ(爆)、、と思ったけど、
「ふ~ん、いいんじゃない。カワイイ(←棒読み)」
とか、無責任かつ、ちょっと見栄張って返事した私・・・・ごめんょ・・・
そんな私や、いつもブランドものばっかり漁ってる彼女のように、日本人は見栄っ張りですね。
そして、日本人のブランド好き、というのは世界的にも有名なことらしく。
先日仕事もちょっと絡んで、ブランド業界のお話を聞く機会があったのですが、そのとき聞いた話は面白かったです。
海外のブランド企業の戦略に日本人は踊らされてるというお話。
世界の中でも、いわゆる、ブランドもの、の値段の設定は日本が一番高いそうです。
都心部なんかに大きなブランド店のビルができているようですが、
そこに飾られてるブランドもののバッグとか時計とか靴とかネクタイとか・・・
最近はわざわざ、値札が見えるようにディスプレイされているのだそうで。
それを見に来る日本人は、値札を見て、「ひえーっ!ン百万もするのかっ!!」と驚きつつその値段だけをシカと見て、ただ、見て、帰る。
それで、いいのだそうです。それが、ブランド企業の狙い。そこで、買わなくてもよい。
そこで、ひえーっ!と記憶した日本人は、海外旅行も好き。海外に行くと、
あれ?ン百万したあのバッグがン十万?やっす~い♪♪
と、海外ではなんとなく安く得した気持ちでブランドものを買い漁ってくれるから。
それが、狙いだそうです。
見栄っ張りで高いものが好きな日本人への企業戦略にまんまとひっかかっているんですな。
でも、ブランドものは、高くなくちゃいけない。
安くしたらもう終わりです、ともおっしゃってましたが。
買うほうも、なんとなく、高いもの買うと安心しちゃう、というか、変にステータス感じるというか。
そんなもんだけに価値を求める人もどうかな、とも思うけど、多かれ少なかれ、自分たちの中にはそういう部分ってあるんだろうな。(前述の私の返事しかり・・)
私は、高い安い関係なく、可愛いもの、が好きなので、ブランドものはあまり気にしない。(ブランドものでツボをくすぐるものがあれば買うかもしれないけど)
でも、化粧品では、結構、高いものがいいもの、だと思い込んでた時期があって。
某有名化粧品のたっかい化粧水を買ってちびちび使っていたら、肌がばりばり乾燥したことがあって。
後日、別の化粧品カウンターのBAさんに指摘されてはっとしたわけです。
化粧水、たっぷりつけてますか?
・・・・
そう、高いからもったいなくて、すべて、ちびちび使っていたから、ご指摘通り。納得。
そのときに読んでた佐伯チズさんの本にいろいろと気付かされること多くて。
それ以来、高価なもの=いいもの、の私の中の図式は崩壊したわけです。
安くてもいいものはあるし、使い方次第、心がけ次第なのだ、と。
ついつい、加齢とともに、美容液やらなんやらあれこれたっくさんの種類買っちゃったりしてたんだけど、それもやめ。
あまり肌を過保護にしない、シンプルシンプルケアに返っているところでございます。
あれ、ブランドものの話から化粧品の話になったけど、ものの価値をどこに置くかは人それぞれなんだけど、高いものだけが決してベスト、ではないってことをつくづく・・・
あ、でもお金の仕事してて思うのは、「高い」と感じるのは人それぞれ全然違うということも実感しておりまして、実は、どこが基準、とも言いがたいのですよね。
自分の価値観でお客様と金額の話をしてはいけない、ということも痛感しているので・・・
ひょっとしたら、皆さんあまり高いとは思わずお買い物してるのかもしれませんよね?
あれ~、私、自分がビンボーだってこと、思い切りさらけ出してるんでしょうか・・・このエントリーで・・・
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・