ちっちゃいのが5つ6つ並んで映ってるんですよ。
先生はそれを数えながら
「ほら、これが赤ちゃんになるんですよ」
って・・・・・!
「えっ!?・・・・・・!!!
私、妊娠してるんですかーっ!!!???」
叫んでしまいましたよ・・・・・・
何を隠そう、お恥ずかしい話ですが、私一度前科ありでして。
まぁ、いわゆる、できちゃった、ってやつだったもので。前の結婚が。
またかよ・・・って思ったのと同時に、
あれ、いつだっけ?アレは・・(//・_・//)
でも、仕事どうしよう、
カレは何て言うだろ?
もういい年だしヤバイんじゃ(高齢出産ってやつ??)・・・
とか、、、いろんな思考が頭の中を一瞬でかけめぐっておりました。
きっと私はものすごくあせった顔をしていたと思います。
すると先生は笑いながらおっしゃいましたよ。
「いえいえ、まだ妊娠じゃないですよ。
この卵子が卵巣を出て卵管で受精してから・・・・・・
卵子の一部が映ってるだけですよ。赤ちゃんになるもと、ですよ。」
「あ・・・アハハ・・・・」
恥ずかしい~・・・
そうでした。そういう仕組みでしたっけね。
でもでも、妊娠経験のおありの方ならお分かりかと思いますが、
ほら、エコーの画像見せられて、
「ほら、これが赤ちゃんですよ。おめでとうございます。」
ってのありますよね?小さな黒い影指差してって病院での思い出の光景。
あの光景がフラッシュバックしてしまって・・・
大体、最近そんなこと説明されたことなかったですもん。人間ドックでも婦人科でも。
卵子の粒見て説明されたのも初めてかも?
もう、先生ったら紛らわしいなあ・・・・(; ̄ー ̄A
これじゃ誰だってびっくりしますよね?
それなりの心当たりがあれば・・・・・・・ってバレバレね。うっ恥ずかしい・・・・・
でもちょっとしみじみほのぼのしてしまいましたよ。
こんなちっちゃな赤ちゃんの種・・・・
女として生まれてきた人は皆もって生まれてくるんですよ。
最初は200万個くらいあった卵子も歳とともに30万個くらいになり、閉経時にはなくなってしまうそうですけど・・・・
一生懸命精子と出会って受精できたら赤ちゃんに・・・・
お母さんのお腹の中でどんどん育っていくんですよね。
生命の神秘とか力強さとか感じたものです、妊娠したときには。。
そういうこと忘れてしまってたので、思い出させてくれてちょっと嬉しかったです。
あんなに愛しくて幸せな時間・・・・ちょっとないですよ。
機会があったら一度出産してみてほしいなあ。。って、そんな気軽な話でもないか・・・w
でも、私みたいに子供なんてまったく好きじゃなかった人でも、出産できてわが子に出会えて本当によかったって思ってるんですもの・・・
行き詰ってるお母さんや、お父さんがいたら、
きっとどんどん忘れかけていってるだろう、当時感じたはずの小さな小さな生命の神秘さとか尊さとか愛しさとか、、、思い出してほしいなあ。
そうしたらきっと、我が子を理解できないような傷つけ方したりできないはず。。。
最近は信じられないような事件が多いですよね。。
赤ちゃんの種、
女の人も、もちろん男の人も、誰でも持って生まれてきてるってこと
もう一度思い出さなきゃいけないような気がします。
ずいぶん昔、「紀子さま愛読書」として話題になった本↓
生を受けたときから生を全うするまでの成長の様子やこころの様子を丹念に追っていった本。
一見専門書のようですが、読んでるうちにやはり生命の神秘さや尊さ愛しさを学びます。
妊娠しなくってもオススメです!!