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2007年03月04日

映画

ちょっと御伽噺ちっく~パフュームーある人殺しの物語ー

とうとう2月はすっ飛ばしてしまいまして久しぶりの更新は映画の感想から。

昨日から公開の
『パフューム~ある人殺しの物語~』
観てきました。

生れ落ちたときから愛も教育も受けることなく貧しく過酷な環境で育ってきた主人公グルヌイユ。
彼には嗅覚が異常に鋭いという特殊な才能が。
街で出会ったプラム売りの赤毛の少女の香りに激しく衝撃を受け、また至福の喜びを感じ、どうにか彼女の香りを再現し、永久保存しようと香水店へ弟子入りする。そして究極の香りを作るために彼の取った行動とは・・・・


ん~・・・

賛否両論分かれそうですね。

一緒に観に行ったカレは後半から退屈だったそうですが、
私はそうでもありませんでしたよ。
2時間超ありましたが結構最後までドキドキして観れました。

以下思い切りネタばれあり。

この映画、サスペンスとかミステリーとかを期待してはだめです。
ドラマ、というか・・・・
後半からちょっと御伽噺っぽいとさえ感じていましたが。

CMでやたら誇張されているラストあたりの群集映像(CGではないらしい!)は圧巻ではありますが、最初ちょっと滑稽とさえ思えてしまう。
けれど、その群集の真ん中で立ち尽くす彼の目から涙が零れ落ちる表情は胸を締め付けられる想いでした。この物語の結末を全て語っていたのではないでしょうか。

正直、物語の途中で、、、

匂いフェチの変態映画

と言えなくもないなあ・・・なんて思っちゃったりもしたわけですが。。

最後のグルヌイユの涙で救われたというか・・・
胸が苦しくなりながらちょっと考えさせられました。

無臭の彼を求めているのではなく、香りに惑わされる人々の姿。
その群集の中で、最初に出会ったプラム売りの赤毛の少女を思い出し涙するグルヌイユを観ながら、
群集のようにもっと普通に少女に触れ、抱きしめ、愛することができればグルヌイユは救われたのかもしれないのに、、と私は彼のこれまでの人生を思い返し、無性に悲しくなってしまいました。
彼もその赤毛の少女への恋心のようなものをそのとき初めて自覚したのではないでしょうか?

たぶん、自分が求めていたのは、彼女の香りではなく、彼女そのものだった、と気付いた瞬間だったのではないかと思いました。

人々を支配できる最高の香りを作り上げたけれども結局満たされることのなかった彼の虚無感。
だけれども、初めて知った愛の瞬間だったと思いたいです。
最高の香りとともに消えてしまったグルヌイユ・・・

観終わったあともちょっとどんよりしてしまいました。
いろんな受けとめ方がありそうです。あくまで私の感じ方ですが。
2回目はもう観なくていいかなぁ・・・


それにしても、音楽といい、風景といい、雰囲気があり、今にも匂いたってきそうな映画でした。
そして、主人公グルヌイユのセリフの少ないこと!ほとんど表情だけでの演技でした。グルヌイユを演じたベン・ウィショー、すごい役者さんだなあって感じで。
一歩間違えば、変態映画になりそうなところを、あの音楽と彼やその他脇を固める俳優人の演技力で重厚な雰囲気になってるのでは・・・・(^^;;


けどけど、、、
主人公のベン・ウィショーの顔がアップになるときちょっと、

ナイナイの岡村さんに似てる、、と思ってしまったのは私だけかしら・・・・・・(^^;;(^^;;


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「ニオイ・・・『パフューム』」 from d-s-j
いやあ、めちゃくちゃ久しぶりだなあ・・・約4ヶ月。 「忙しい」を理由に放置して... [continue reading]
2007年03月05日 07:12